
「日本の百選」に選定された、高島の名所をご紹介します

2千本を超える黒松が約8kmの並木となり林立、緩やかな曲線を描きながら延々と続く砂浜の風景と相まって、白砂青松の美しい湖岸景観を形成しています。

春、著名な画家が思わず描く筆をとめた、という逸話が残るほど美しく豪華な「ソメイヨシノ」は樹齢70年を越えており、4月中旬には約600本が咲き誇り、延々4kmにわたって爛々たる風情を造り出します。海津ならではの湖岸から望む景色も人気があります。

比良山系最高峰・武奈ヶ岳の北東に端を発する鴨川源流にかかる名瀑。その名の通り、8つの淵があり、それぞれに違った表情を見せてくれます。
[所 在 地]

マキノピックランドからマキノ高原へ続く道路沿いに延長2.4Kmにわたって、約500本のメタセコイアが植えられています。春の芽吹き、初夏の眩しい新緑、夏の深緑、秋の燃えるような紅葉、冬の雪景色と四季を通じて訪れる人々を魅了します。

遠浅の浜と緑の松林に恵まれた孤影で最も古い水泳場で、キャンプ場としても最適です。湖水も穏やかで清澄。夏は水泳場としてにぎやかに、秋や冬はひっそり静かな人や鳥たちの憩いの場になっています。

比良の山裾に幾何学模様に広がる359枚の棚田。石積み畦畔で管理の行き届いた田が綺麗に積み上げられていて、その標高差は100m。棚田は生態系の維持に大きな役割を果たし、維持・保全への取り組みとともに、景観的にも"日本の原風景"と高く評価されています。現在は、棚田オーナー制度などで都会との交流事業が行われるなど、積極的に棚田保全に努めています。

マキノ町では、古くから自然との共生の中で生まれた生活様式や気風などを活かして、水の郷文化の理念に沿ったまちづくりが地域それぞれで展開されています。

簀を扇形に設置し、遡上してきた鮎を川岸に追い込んで捕らえる伝統的な漁法。安曇川町北船木は1090年に京都・上賀茂神社の御厨(みくりや)となり、安曇川やびわ湖でとれた鮮魚を献上していました。それは今日まで受け継がれています。御厨としての特権を守り、発展してきた歴史ある伝統漁法です。(御厨・・奈良時代の頃から皇室へ魚介類や果物などを献上するために設置された神領のこと。)

奥琵琶湖でも、最も奇麗な水と評判のリゾート感覚あふれる水泳・キャンプ場。遠浅の浜が1㎞もつづく広いビーチは、家族連れやグループなどに最適です。北から順に高木浜と知内浜があります。
快水浴場百選において、湖の部『特選』に選定されました。

針江(はりえ)地区は比良山系の伏流水が湧き出す、水の豊富な地域です。人々はこの水を生水(しょうず)と呼び、大切に利用してきました。集落の多くの家庭には湧き水を利用した『カバタ』という洗い場があり、先人の知恵は今日まで引き継がれています。NHK総合テレビがこの地域独特の文化に着目され、人と自然の営みを紹介した 「映像詩:里山 『命めぐる水辺』 」が放映されたことを機に、近年では全国より訪れる方が後を絶ちません。
※地域散策にはガイドが必要です。詳細は針江生水の郷委員会までお問い合せください。
箱館山スキー場の北方にある湖。もともと麓の灌漑用水(かんがいようすい)確保のために、地元の人々が大正年間に15年もの歳月をかけて完成した人造湖です。周辺の景色は美しく、湖国百景にも選定されています。春はシャクナゲやツツジが咲き乱れ、夏は自然美と高原の涼しさが心地よく、秋は紅葉が鮮やかな景色を造り出し、訪れる人を飽きさせません。湖の中央にある浮島には、弁財天が祀られています。

朽木・葛川県立自然公園区域にあり、村の北西部、三国岳の中腹に位置します。ブナの木は山の豊かさのバロメーターであるともいいます。昔、滋賀県では海抜600~700m以上の冷涼な気候の山地にブナ林が発達していたと思われますが、大部分が伐採されたため、今日ではわずかしか残っていません。
【生杉の林を構成する主な植物】
■ 高木・亜高木層
ブナ・ミズナラ・イタヤカエデ・トチノキ・ホオノキ
■ 低木層
ブナ・マルバマンサク・オオバクロモジ・ハイイヌガヤ
■ 草木層
リョウメンシダ・シシガシラ

福井県三方郡との間にそびえる標高823.8mの山。北西に若狭湾、南東に奥琵琶湖を望む頂上からの展望は、一見の価値有り。山と渓谷社発刊の「花の百名山登山ガイド」、「関西百名山」に指定されています。
琵琶湖をはじめとする河川や内湖のほか、湖岸の石積み、共同井戸、知内川で続けられている伝統的なヤナ漁など、多様な水文化が存在するマキノ町海津・西浜・知内地区。この地区の水辺景観が全国で5番目の重要文化的景観に選定されました。歴史的には、日本海から琵琶湖を経て京都・大阪に向かう湖上・陸上交通網の結節点として古くから多くの人や荷物が行き交い、とくに江戸時代は西近江路(北国海道)の宿場・港町として繁栄した地域です。重要文化的景観「高島市 海津・西浜・知内の水辺景観」では、その景観を構成する重要な要素として、この海津・西浜の石積みのほか、海津漁業協同組合旧倉庫、知内川漁業者組合旧倉庫のほか、江戸時代に建造された町家5軒を定めています。